左右バランス
立っている姿勢で自分が左右どちらに体重がかかりすぎているか気づいた人はいるでしょうか。
専門的な仕事(スポーツトレーナーや医療従事者など)をしている人ならば知っている人は多いともいますが、人間の動きには重心がとても影響されています。
利き足や軸足といった言葉は聞いたことがあると思います。
サッカーでボールを蹴る時は、地面についている軸足に体重をのせて蹴ります。
右足で蹴る時は左足に体重をかけています。
サッカーに限らず体を動かしている場面で体の体重は常に移動していますし、それに伴い重心も移動しています。
さて立っている姿勢、すなわち立位ではどうでしょう。
左右どちらかに体重がかかりすぎてはいないでしょうか?
足首を捻挫した時や、膝が痛い時はどうしても体重がかけにくくなります。そして反対の足のほうばかり使ってしまいます。その時に足をかばって腰まで痛くなったということはよくある話です。
そのため立っている時、体重は左右均等にかける必要があります。もちろん人間なので正確には左右均等は無理です。体に異常が発生させないように左右均等にもっていく必要があると思います。
片方ばかり体重がかかっていると、さすがに身体に無理をさせてしまうので腰痛、膝痛が発生してしまいます。
なぜなら立っている姿勢が全ての基本となるからです。
しゃがんだり、階段登ったり、座ったり、全ての動きにそのバランスの傾向がでます。
若い時はいいのですが、年を取ってくるとそういうのが身体にこたえてきます。
肉体労働の人は特にそうです。
こういうクセはマッサージとかしても習慣なのですぐ戻ってしまいます。
鏡で自分の姿を見て整えてみるのも一つの方法です。